
プラグインを設定したいんだけど・・・
とりあえず皆がおすすめしているものを使えばいいのかな?



使用しているデザインテーマによって必要なプラグインが変わってくるよ!
今日は私も使っているテーマ「SWELL」
WordPressでブログを立ちあげたら、記事を書き始める前にプラグインを導入し、WordPressの機能を強化します。
セキュリティ対策をしてくれたり、書いた記事を検索画面で上位に表示させるためのSEO対策をしてくれたりと大変便利なプラグインですが、入れすぎには要注意。
サイトが重くなったり、セキュリティが逆に甘くなったりする恐れがあります。
さらに使用しているデザインテーマとの相性や、テーマに最初から搭載されている機能などを考えながら選ぶ必要もあり、プラグイン選びに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、SWELLテーマを利用している人におすすめなプラグイン11選と、その設定方法を解説します。
- SWELLユーザーにおすすめのプラグインを知りたい
- プラグインの設定方法を知りたい
- パソコン操作が苦手なので、図で解説してほしい
プラグインをインストールする方法や、それぞれのプラグインの設定方法もすべて画像付きで手順を説明していきます。
超パソコン初心者でも1時間あればすべての設定が終わると思います。



さっそく始めるね!


SWELLユーザーにおすすめプラグイン11選
SWELLユーザーにおすすめするプラグインは、次の11個です。
- BBQ Firewall(セキュリティ)
- XO Security(セキュリティ)
- BackWpub(バックアップ)
- SEO SIMPLE PACK(SEO対策)
- XML Sitemaps(SEO対策)
- WebSub(SEO対策)
- Broken Link Checker(SEO対策)
- PS Auto Sitemap(サイトマップ)
- TinyPNG-JPEG,PNG&WebP image compression(画像圧縮)
- Contact Form7(問い合わせフォーム)
- WP Multibyte Patch(文字化け防止)
SWELLテーマには「キャッシュ機能」や「画像遅延読み込み」が標準搭載されているので、高速化プラグインは必要ありません。
SEO対策プラグインは、SWELLテーマの開発者がつくった「SEO SIMPLE PACK」を使います。
さらに、公式サイトにSWELLテーマと相性が悪いプラグインも紹介しているので、そちらも参考にして選びました。
▷SWELLで非推奨・不必要なプラグインと、推奨プラグインについて
プラグインの種類や選び方を詳しく知りたい人は、「【WordPress初心者必見】種類別おすすめプラグイン11選!選ぶときの基準も解説」をご覧ください。


WordPressブログを立ちあげたばかりの人は、最初から入っているプラグインを整理して、必要なプラグインをインストールしていきましょう。
初期プラグインを整理する
WordPressをダウンロードした時点で、すでにインストールされているプラグインがあります。
使わないプラグインはできるだけ削除しておいたほうがサーバーも軽くなるので、最初に整理していきます。
「管理画面」にある「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」をクリックします。


必要なプラグインは「有効化」、不必要なプラグインは「削除」をクリックします。
私は3つを残し、他のプラグインは削除しました。


- ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
WordPressの管理画面上で、ConoHa WINGサーバーのWebに関する設定が行えるプラグイン
- ConoHa WING 自動キャッシュクリア
自動でブログを高速化してくれるプラグイン
- WP Multibyte Patch
日本語の不具合修正などをしてくれるプラグイン
TypeSquare Webfonts for ConoHaはしばらく放置していましたが、結局使わなかったので削除しました。
新しいプラグインのインストール方法
新しくプラグインを追加するには、「管理画面」にある「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。


右上に検索欄に「プラグイン名」を入力して「プラグインの検索」をクリックしてください。



プラグイン名で探しても見つからなかった場合は、「作者名」で検索してみよう
プラグインの中には、似たような名前のものがあります。
この後紹介するおすすめプラグインはアイコン画像もはっておくので、探すときの参考にしてみてください。
おすすめプラグインの設定方法
ではさっそく必要なプラグインをインストールして、初期設定をしていきましょう。
先ほど紹介した「おすすめプラグイン11選」の順番で、設定方法を解説します。
- BBQ Firewall(セキュリティ)
- XO Security(セキュリティ)
- BackWpub(バックアップ)
- SEO SIMPLE PACK(SEO対策)
- XML Sitemaps(SEO対策)
- WebSub(SEO対策)
- Broken Link Checker(SEO対策)
- PS Auto Sitemap(サイトマップ)
- TinyPNG-JPEG,PNG&WebP image compression(画像圧縮)
- Contact Form7(問い合わせフォーム)
- WP Multibyte Patch(文字化け防止)



「有効化」すれば、初期設定なしでそのまま使えるものもあるよ。
BBQ Firewall


外部から不審なものが侵入したり、内部から重要なデータが勝手に送信されたりするのを防いでくれます。
インストールして有効化するだけでOKです。
XO Security


ログインガードやスパムコメント対策、投稿者スラッグの編集などができます。
「管理画面」の「プラグイン」→「XO Security」をクリックします。


「ログイン」のタブの設定を行います。




- 試行回数制限:上記の設定だと、24時間の間に3回以上ログインを失敗すると24時間同一IPからログインできなくなります
- ブロック時の応答遅延:最大の「120秒」を選択する
- 失敗時の応答遅延:最大の「10秒」を設定する
- ログインページの変更:ログイン画面のURLを変更できる(変更した後、必ず文字列を記録しておくこと)
- ログインIDの種類:ログインするときのIDの種類を選択する
- ログインエラーメッセージ:「簡素化」を選択する
- CAPTCHA:設定するとログインのときにひらがなや英数字の画像が表示され、テキストの入力を求められる
- パワードリセットリンク:パスワードを忘れたときのリセットリンクが表示される
- サイトへ移動リンク:ログイン画面にサイトTOPページへのリンクが表示される
- ログインアラート:ログインしたときにメールで知らせてくれる
設定が終わったら「変更を保存」をクリックします。
WordPressのログイン画面は、サイトのアドレスに「/wp-login.php」を付ければ誰でもアクセスできてしまいます。セキュリティの面から、「④ログインページの変更」でログイン画面のURLを変えてしまうことをおすすめします。
「コメント」のタブの設定を行います。


- CAPTCHA:コメント部分にCAPTCHAを設定できる
- スパム保護フィルター:日本語をふくまないコメントを拒否できる
- スパムコメント:「ブロックする」を選択する
- ボット保護チェックボックス:「私はロボットではありません」と記載されたボックスを表示できる
設定が終わったら「変更を保存」をクリックします。
「REST API」のタブの設定を行います。
REST APIとは、Webシステムを外部から利用するための機能(API)の種類の一つで、外部との通信を行うための機能のこと。


- REST APIの無効化:ONにして、上記の2つだけチェックする
- REST API URLへの変更:デフォルトのままでOK



設定することでユーザー名を隠し、ユーザー情報を守ってくれるよ
BackWpub


WordPressのデータを自動でバックアップしてくれます。
「管理画面」の「BackWPub」→「新規ジョブを追加」をクリックします。


「一般」のタブの設定を行います。




- このジョブの名前:分かりやすい名前をつける
- このジョブは…:「データーベース」「ファイル」「インストール済みプラグイン一覧」をチェックする
- アーカイブ形式:「Zip」をチェックする
- バックアップファイルの保存方法:「フォルダー」をチェックする
選択したら「変更を保存」をクリックします。
「スケジュール」のタブの設定を行います。




- ジョブの開始方法:「WordPressでのcron」をチェックする
- スケジューラーの種類:「基本」をチェックする
- スケジューラー:「毎週」をクリックし、好きな時間を設定する
選択したら「変更を保存」をクリックします。



ぼくは他のユーザーと利用時間が重ならないように、わざと「0:30」で設定したよ。
「宛先:フォルダー」のタブの設定を行います。


- バックアップを格納するフォルダー:バックアップ先のフォルダーを選択する(デフォルトでもOK)
- ファイルを削除:保存するデータの数の上限を決める
最後に「変更を保存」をクリックします。
SEO SIMPLE PACK


SEO SIMPLE PACKの基本設定
サイト全体のmeta情報の設定をしていきます。
- meta情報:「検索エンジン(Google)」や「ブラウザ(GoogleChrome等)」にWebページの情報を伝えるHTMLタグのこと
meta情報を設定することで、ユーザーや検索エンジンに「このサイトは何についてのサイトなのか」を通知することができます。
例えば当ブログを検索してみると、次のように表示されます。


今赤色で囲まれている部分を、今から設定していきます。
「管理画面」の「設定」→「一般」をクリックします。


「一般設定」の画面で「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力してください。



入力したら「変更を保存」を忘れずにクリック
「SEO PACK」→「一般設定」→「基本設定」をクリックします。


先ほど入力した「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」が反映されていればOKです。
そのまま下へスクロールし、「フロントページのディスクリプション」と「フロントページのキーワード」を入力します。


「ディスクリプション」は、PC版の検索結果であれば120字程度、モバイル版では70字程度の文字が表示されると言われています。
しかし実際に当サイトを検索してみると、PC版で73文字、モバイル版で57文字しか表示されていませんでした。
読者に伝えたい内容は、前半に書くことをおすすめします。



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「キーワード」は現在SEO効果はないと言われています。
Google は、ウェブ検索のランキングで keywords メタタグを使用しません。
引用:Google 検索セントラル ブログ
ですので「キーワード」は空欄のままでもOKです。



私は自分の中の方向性がぶれないように、簡単に入力しました。
「タイトル」「キャッチフレーズ」「ディスクリプション」を入力したら、Web上ではこのように表示されます。


また、SEO SIMPLE PACKを使うと「Googlアナリティクス」や「Googlサーチコンソール」の設定も簡単にできます。
設定の方法は別の記事で詳しく解説したいと思います。
SEO SIMPLE PACKのOGP設定
続いてOGP設定をしていきます。
OGPとは、SNSでサイトがシェアされたときに、そのページのタイトルや概要、アイキャッチ画像などを表示させる機能のこと。
SEO SIMPLE PACKでは、イメージ画像や、Facebook・Twitterにシェアされたときの設定ができます。
「管理画面」の「SEO PACK」→「OGP設定」→「画像を選択」をクリックし、使用したい画像を選びます。


SWELLでのOGP画像の推奨サイズは「1200×630px」です。
画像を選択したら「設定を保存する」をクリックします。
Facebookにシェアされたときのための設定を行います。
「管理画面」の「SEO PACK」→「OGP設定」→「Facebook」をクリックし、①~③を記入します。


- FacebookページのURLを入力
- FacebookアプリのIDを入力
- Facebookの個人アカウントのIDを入力
入力したら「設定を保存する」をクリックします。
Facebookにシェアされたときのための設定を行います。
「管理画面」の「SEO PACK」→「OGP設定」→「Twitter」をクリックし、TwitterアカウントのID(@○○)を入力します。


入力したら「設定を保存する」をクリックします。
XML Sitemaps


XMLサイトマップを自動で生成してくれます。
似たような名前のプラグインがあるので注意してください。
インストールをしたら、初期設定を行います。
「管理画面」の「設定」→「XML-Sitemap」をクリックし、「基本的な設定」の「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックを外します。


HTMLサイトマップのnoindex設定が原因で、サーチコンソールにエラーが発生することがあるためです。
「投稿の優先順位」は「優先順位を自動的に計算しない」をチェックします。
「Sitemapコンテンツ」の「WordPress標準コンテンツ」は、以下の4つをチェックします。


- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- 固定ページを含める
- カテゴリーページを含める
「投稿(個別記事)」を「毎日」に変更します。


「投稿(個別記事)」を「1.0」に変更します。


作成したXMLサイトマップは、Googleサーチコンソールへ登録します。
設定の方法は別の記事で詳しく解説したいと思います。
WebSub


サイト・ページのURLを検索エンジンに伝え、少しでも早くインデックスしてもらうために使います。
インストールして有効化するだけでOKです。
Broken Link Checker


サイト内の内部リンクと外部リンクをすべてチェックして、リンク切れを見つけてお知らせしてくれます。
インストールして有効化するだけでOKです。
PS Auto Sitemap


WordPress サイトのページにサイトマップを自動で出力してくれます。
固定ページにサイトマップを設置しておくことで、サイト訪問者が目的の記事を探しやすくなります。
固定ページとは、つねに同じ内容を表示するために作るページのこと。プロフィール(運営者情報)やお問い合わせ、記事一覧、まとめ記事を作るのに向いています。
「管理画面」の「固定ページ」→「新規追加」をクリックします。


「タイトル」を入力し、記事を「公開」します。





URLスラッグは「sitemap」にしたよ。
URLスラッグとは、URLの一部分のこと。事前にパーマリンク設定をしておくことで、自由に設定できます。記事の内容が分かる英数字の文字列に設定しておくと、URLから何についての記事なのか推測できるようになります。
パーマリンクの設定方法については、「【WordPressブログを作成する手順】初心者でも短時間で効率良くできる方法」で詳しく解説しています。
サイトマップの固定ページができました。
右に書いてある「ID」の番号を後ほど使うので、メモしておきましょう。


「管理画面」の「設定」→「PS Auto Sitemap」をクリックします。


先ほどメモしたIDを入力し、必要に応じて設定を変更します。


- 出力:投稿リストにチェックを入れる
- サイトマップを表示する記事:先ほどメモした「ID」を入力する
- スタイルの変更:お好みで
最後に「変更を保存」をクリックし、「コード」をコピーします。


「固定ページ」→「固定ページ一覧」→先ほど公開した「サイトマップ」をクリックします。
「ショートコード」を入力します。


先ほどコピーした「コード」をはりつけます。


「更新」をクリックします。
TinyPNG-JPEG,PNG&WebP image compression


無料で画像ファイルを圧縮します。
「管理画面」の「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」→「TinyPNG-JPEG,PNG&WebP image compression」をクリックします。


アカウントを登録します。


- 名前を記入する
- メールアドレスを入力する
名前とメールアドレスを入力したら「Register Account」をクリックします。
すると以下のようなメールが届くので、「Activate your account」をクリックしてください。


すると、下の画面が表示され、登録完了です。





無料で登録できるよ!
TinyPNG-JPEG,PNG&WebP image compressionの設定画面に戻ります。




- New image uploads:「Compress new images in the background(Recommended)」をチェックする
- Image sizes:「Original image」や「Large-1024×1024」「1536×1536」「2048×2048」をチェックする
- Original image:「Resize the original image」にチェックを入れると、幅や高さの上限を設定できる
最後に「変更を保存」をクリックします。
Image sizesですべての項目にチェックを入れて圧縮すると、アップロードする1つの画像に対して7個の画像を圧縮したことになります。無料で圧縮できる500枚の制限があるので、枚数を節約したい場合は大きく圧縮されるOriginalやLargeだけチェックを入れておきます。



無料の枠を超えたら、Web上で無料圧縮できるTinyPNGを使うといいよ。
Contact Form7


ブログで収益化を目指しているなら、お問合せページの作成は必須です。
お問い合わせフォームの設置は「Google AdSense」や「ASP登録」の審査基準の一つとも言われています。
コンタクトフォームを作成する
「管理画面」の「お問い合せ」→「新規追加」をクリックし、「フォーム」画面の「タイトル」や「お問合せ画面」を入力します。





タイトル(お問い合わせ)だけ入力したら、他の設定は変えなくてOKだよ。
お問い合わせがあったときに受信するメールの内容を設定します。
「メール」のタブをクリックし、必要な項目を入力していきます。




- 送信先:お問い合わせがきたときに受け取るメールアドレス
- 送信元:お問い合わせをしてきた人の名前
- 題名:受け取るメールの件名
- 追加ヘッダー:他のメールアドレスを追加できる
- メッセージ本文:受け取るメールの内容



①「送信先」だけ入力したら、他の設定は変えなくてOKだよ。
すべての入力が終わったら、「保存」をクリックします。
「お問い合わせページ」を固定ページで公開する
先ほどつくった「お問い合わせページ」を固定ページとして公開します。
「管理画面」の「お問い合せ」→「コンタクトフォーム」をクリックし、先ほどつくった「お問い合わせ」の「ショートコード」をコピーします。


「固定ページ」→「新規追加」をクリックします。


「タイトル」を入力し、最初のブロックを選択して「右クリック」→「貼り付け」で先ほどの「ショートコード」をはりつけます。


- タイトル(お問い合わせ)を入力する
- 「お問い合わせページ」のショートコードをはりつける


最後に右上にある「公開」ボタンをクリックします。



URLスラッグは「contact」にしたよ。
作成した固定ページはメニューバーに表示することで、サイトを訪れた人がよりたどり着きやすくなります。
メニューバーの設置方法は、別の記事で詳しく解説します。
WP Multibyte Patch


設定することで、WordPressに日本語を正しく読み取らせます。
インストールして有効化するだけでOKです。
まとめ:プラグインでWordPressブログがより使いやすくなる
もう一度、SWELLユーザーにおすすめなプラグイン11選を復習します。
- BBQ Firewall(セキュリティ)
- XO Security(セキュリティ)
- BackWpub(バックアップ)
- SEO SIMPLE PACK(SEO対策)
- XML Sitemaps(SEO対策)
- WebSub(SEO対策)
- Broken Link Checker(SEO対策)
- PS Auto Sitemap(サイトマップ)
- TinyPNG-JPEG,PNG&WebP image compression(画像圧縮)
- Contact Form7(問い合わせフォーム)
- WP Multibyte Patch(文字化け防止)
まずはこの11個を導入し、記事を書いていくうちに気になるプラグインを追加していけばOKです。
解析ツールを導入する人は、もう少し追加で設定する必要があります。
詳しくは別の記事で解説します。
ブログライフ、一緒に楽しんでいきましょう!



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